DIRECTOR

イグナシオ・ルイス監督・脚本

映画監督であり大学教授でもある彼は、チリ・バルパライソの映画学校で学び、Brother Advertising でイラストを描き、Talents Buenos AiresとEAVE OnDemandに参加。 彼の作品では、雰囲気と少ない会話を使って物語を構築するのが特徴。2011年にチリ業界から「ペドロ・シエナ」賞を受賞し、2016年と2017年にノミネートされた。2015年に短編映画「マンサナス・アマリラス」をグアダラハラ国際映画祭でプレミア、クルタシネマ映画祭、サンフィック映画祭、ヴァルディビア映画祭、UNCIPAR、 キノアルテといった様々な映画祭で上映。制作会社「ニエブラプロダクション」の創設者の一人で、初のチリ・日本合作映画「グリーン・グラス」の監督し、本作がバルディビア映画祭のCineChileno del Futuro、ウーディネ・ファーイースト映画祭のWork In Progressに選出、FicViña Industryで本企画が受賞され、2020年のACFMEAVE Ties That Bind-シネマチリの研究事例で取り上げられた。

COMMENT

Green Grassの原案は、特定の言語や文化の違いを超えた人間的な視点から生まれました。 この作品が完成できた最初の要素はお互いの友情であり、その目的は一緒に何かを創造し、その内容は、何か無視できない人間性の何かについて向かっていこうという事でした。死が訪れるその瞬間までの喜びと痛み、それは例えば、近親者を失ったことによる深い痛み、愛する人との距離、日常生活の転換点としての自然災害、あるいは困難の後に再会した喜び。 この映画はこれらのテーマを探求しており、製作中、それらのテーマはすべて映画製作者としての私たちの人生に付随するものであり、私たちの人間の状態が常に私たちが書くことのできるあらゆるフィクションと深く混ざり合うものであることを真に示すものとなっています。